【2026年最新】他社サーバーからエックスサーバーへWordPressを移行する完全手順
既存のWordPressサイトをエックスサーバーに移行したいけど、「データが壊れたらどうしよう」「手順が複雑そう」という不安を抱えていませんか?実は、正しい手順を踏めば、初心者でも安全に移行できます。本記事では、バックアップから動作確認まで、実務的なステップを詳しく解説します。
エックスサーバーへの移行が必要な理由
現在のサーバーからエックスサーバーへ移行を考えるのは、複数の理由があるでしょう。エックスサーバーは国内シェア№1で、高速性能、充実したサポート、WordPress最適化環境が評判です。ちなみに、筆者の周囲でも「表示速度が改善された」「サポート対応が親切」という声をよく聞きます。
ただし、移行作業には細心の注意が必要です。適切な手順を踏まないと、データ損失やサイトダウンのリスクがあります。本ガイドに従えば、そうしたトラブルを回避できます。
移行前の準備フェーズ
1. 現在のサーバーから完全バックアップを取得
移行作業の最初のステップは、現在のサイトの完全バックアップです。これは「保険」の役割を果たします。
- WordPress管理画面にログインします
- 「プラグイン」→「新規追加」から「UpdraftPlus」を検索してインストール・有効化します
- 左メニューの「UpdraftPlus」→「バックアップ」タブを開きます
- 「今すぐバックアップ」ボタンをクリックして、データベースとファイル全体をバックアップします
- バックアップ完了後、ダウンロードボタンからファイルをパソコンに保存します
実は、FTPクライアント(FileZillaなど)を使ってサーバー上のファイルを直接ダウンロードする方法もあります。データベースは、PhpMyAdminからSQLファイルとしてエクスポートできます。念には念を入れて、複数の方法でバックアップを取ることをお勧めします。
2. エックスサーバーのアカウント開設と初期設定
新しいサーバー側の準備も並行して進めます。
- エックスサーバーの公式サイトから「お申し込み」ボタンをクリックします
- サーバー契約内容を選択します(スタンダードプランが一般的です)
- 契約情報を入力し、クレジットカードまたは銀行振込で支払います
- 約1時間後、登録メールアドレスにアカウント情報が送られます
- エックスサーバーのコントロールパネル(サーバーパネル)にログインします
WordPressをエックスサーバーにインストール
3. ドメインの設定
移行対象となるドメインをエックスサーバーに追加します。
- サーバーパネルの「ドメイン設定」をクリックします
- 「ドメイン設定追加」タブで、現在使用しているドメインを入力します
- 「確認画面へ進む」→「追加する」をクリックして完了します
- DNS設定が必要な場合、現在のドメイン管理会社のコントロールパネルでネームサーバーをエックスサーバーのものに変更します
DNS反映には24〜48時間かかることがあります。焦らず、反映完了を待ちましょう。
4. WordPress簡単インストール機能を使用
エックスサーバーは「WordPress簡単インストール」という便利な機能を提供しており、数分でWordPressをセットアップできます。
- サーバーパネルの「WordPress簡単インストール」をクリックします
- インストール対象のドメインを選択します
- 「WordPressインストール」タブで以下を入力します:
- ブログ名:現在のサイトと同じ名前を入力
- ユーザー名:新しい管理者ユーザー名(変更推奨)
- パスワード:強力なパスワードを設定
- メールアドレス:管理用メールアドレス
- 「確認画面へ進む」→「インストール」をクリックします
ちなみに、ここで設定するユーザー名とパスワードは、後でデータベース内のユーザー情報と置き換えるため、とりあえずの設定で大丈夫です。
データベースとファイルの移行手順
5. 旧サーバーのデータベースをエクスポート
- 旧サーバーのコントロールパネルからPhpMyAdminにアクセスします
- WordPress用データベースを選択します
- 「エクスポート」タブをクリックします
- フォーマットを「SQL」のままにして、「実行」をクリックします
- SQLファイルがダウンロードされるので、パソコンに保存します
6. エックスサーバーへのデータベースインポート
- エックスサーバーのサーバーパネルから「PhpMyAdmin」にアクセスします
- 左側のデータベース一覧から、新規インストール時に作成されたデータベースを選択します
- 「インポート」タブをクリックします
- 「ファイルを選択」から、先ほどダウンロードしたSQLファイルを選びます
- 「実行」をクリックしてインポート完了まで待ちます
注意:インポート前に、新規インストール時の空のテーブルをすべて削除しておくことをお勧めします。これにより、置き換え時のテーブル競合を防げます。
7. WordPressファイルの置き換え
FTPクライアント(FileZillaなど)を使ってファイルを転送します。
- エックスサーバーのサーバーパネルから「FTP設定」でFTPユーザーとパスワードを確認します
- FileZillaなどのFTPクライアントを起動し、以下の情報を入力します:
- ホスト:FTPホスト名
- ユーザー名:FTPユーザー名
- パスワード:FTPパスワード
- ポート:21
- 「接続」をクリックしてエックスサーバーに接続します
- 旧サーバーから準備したWordPressファイル一式(wp-contentフォルダなど)を、エックスサーバー側のドメイン用ディレクトリにアップロードします
実は、wp-config.phpファイルには旧サーバーのデータベース情報が記載されているため、エックスサーバーの情報に修正する必要があります。後述します。
8. wp-config.phpの編集
- FTPクライアントでwp-config.phpをダウンロードします
- テキストエディタで開き、以下の情報をエックスサーバーのデータベース情報に置き換えます:
- DB_NAME:エックスサーバーのデータベース名
- DB_USER:エックスサーバーのデータベースユーザー名
- DB_PASSWORD:エックスサーバーのデータベースパスワード
- DB_HOST:エックスサーバーのデータベースホスト名(通常は「localhost」)
- ファイルを保存し、FTPでエックスサーバーにアップロードして置き換えます
この情報は、エックスサーバーのサーバーパネル「データベース」セクションで確認できます。
移行後の確認と最終調整
9. WordPressにアクセスして動作確認
- ブラウザで「https://あなたのドメイン/wp-admin」にアクセスします
- 旧サーバーの管理者ユーザー名とパスワードでログインします(ユーザー情報はデータベースから移行済みです)
- ダッシュボードが表示されれば、データベース接続は成功です
- 「投稿」や「ページ」メニューから、コンテンツが正常に移行されているか確認します
- サイトフロントエンド(トップページなど)にアクセスして、表示が正常か、リンクが機能しているか確認します
10. URLの修正(必要に応じて)
旧サーバーと新サーバーで一部のURLが異なる場合、以下の手順で修正します。
- WordPress管理画面から「ツール」→「Search Regexプラグイン」をインストール・有効化します
- 「Search Regex」で旧ドメインを検索し、新ドメインに置き換えます
- または、コマンドラインで「wp search-replace」コマンドを実行します
11. プラグインとテーマの再インストール確認
- WordPress管理画面から「プラグイン」メニューを開きます
- すべてのプラグインが「有効」状態か確認します
- 必要に応じて、非表示プラグインを再有効化します
- 「外観」→「テーマ」で、使用テーマが正常に機能しているか確認します
12. SSL設定の確認
エックスサーバーは無料SSL(Let’s Encrypt)に対応しており、自動的に設定されている場合がほとんどです。
- サイトのURLが「https」で始まっているか確認します
- WordPress管理画面の「設定」→「一般」で、サイトURLとWordPress URLが「https」から始まっているか確認します
- .htaccessファイルにHTTP→HTTPSのリダイレクト設定が必要な場合、追加します
よくある失敗と対策
エラー:「データベース接続エラー」が表示される
原因は、wp-config.phpのデータベース情報が間違っている可能性が高いです。サーバーパネルで確認した情報を再度チェックして、正確に入力し直してください。
エラー:「ホワイトスクリーン(白い画面)」が表示される
PHPメモリ不足やプラグイン互換性の問題が考えられます。まずは、wp-config.phpに以下を追加してPHPメモリを増やしてみてください:
define('WP_MEMORY_LIMIT', '256M');エラー:「画像が表示されない」
これは旧サーバーの画像URLがそのまま残っているためです。Search Regexプラグインで旧ドメインから新ドメインへの置き換えを実行してください。
注意点:DNSが反映される前のアクセス
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